健康とインライン
health & care

気になったので、少し掘り下げてみました。
いえ、あんまり上達しないんで逃げたわけでは・・・


レッツ ジョギスケ。

医者の宣告
数カ月前、「なんだか最近動悸がするなぁ・・・」
と思い、検査受けましたら高脂血症を指摘されました。
結婚して7年、最近トキメクことも減ったと思っていたらこんな形で。(T-T)
それはともかく、
幼子を抱えて外人の母ちゃんに自営と三拍子じゃあ倒れるわけにはいきません。
しかし、いま一つ緊迫感がないままに、通販、ビール酵母、1日1快食のブックス、低インシュリンと
噂のダイエット達を体脂肪率を記録しながらトライしてまいりました。

しかし、空腹時やトイレの後を狙って測定したりと限りなく自分に甘い性格。

食生活のコントロールは付き合いや、嫁さんのレパートリー、家族の食事を考えると継続が難しい。
時には、背脂がギトギトのラーメンが食いたいぞー!と切れることも。
健康食品も飽きた。(そもそも自分に厳しくできりゃ、こんなに太らないって・・・)
ましてやステッパーなんぞ部屋で足踏みなんぞやっとれるかー!!!(部屋でやる為に買ったんですけど)
近所の市民プールなどは最高の環境とも言えるのですが
イマイチご年配の方が多くて目の保養には・・・(目的はなんだ?)

ところが、インラインに嵌まって二カ月後、ふと体重計にのると・・・
週末型のスケートながらも2カ月で5kgのダイエット。
過去に1カ月で挫折していたダイエットの体重をリバウンド分を含めても、楽に下回ってました。
単純に食事量を減らしたりお薬でダイエットしたのとは違うのでリバウンドの心配も少ない
ちょっとしたダイエット食品だと数カ月分で靴だって買えてしまう。

これはいける!

というわけで、色々と調べてみました。


その仕組みとは・・・インラインは理想的な有酸素運動でした。

●ジョギングに較べて、下肢への衝撃が少ないので足や膝への負担が少ない。
●血液サラサラ効果で隠れ脳梗塞や心筋梗塞などを予防。
●遅筋が鍛えられるので、安静時のカロリー消費量もあがり同じカロリーを採っても太らない。
●脳の働きも活性化

初めは血液の浄化から
脂肪の燃え方は、バーベキューの炭の火おこしみたいなもので、燃えやすい脂肪と燃えにくい脂肪が順に燃えるそうです。
血液中の脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪という順番で始めの20分は血液中の脂肪から使われます。
この間に血液の浄化がおこなわれます。

20分後から血中の脂肪を使い切って体に蓄えられた脂肪が燃え始めます。
逆に20分以内でやめることは体脂肪は燃えないのでダイエットとはならないようです。
ちなみに「見える部分の脂肪」の燃焼は、一番最後のために見える形で表れるまで約3、4週間かかるそうです。

効果的に行う為の方法として・・・

汗をかいたあとにすぐにシャワーを浴びることは、燃え続けている炭に水をかけるようなもので
その効果を半減させるので、30分程クールダウンをおこなってからの方が好ましいようです。
後述のストレッチによって筋肉に酸素を送り込んでやれば疲れが残ることも抑えられます。

それから、水分はどんどん使われるので、無理に汗をかくような格好をする必要はありません。
むしろ、体温の急上昇を防ぐ為に水分補給は積極的におこないましょう。

そうそう、運動前にコーヒーを飲むと脂肪が燃えやすいようですよ。(砂糖抜きでミルクはOK)

そこで・・・
ジョギングスケートの習慣化です。


ジョギスケ

ブランクを空けずに走行距離を稼いで様々な路面の変化等に対応することでバランス能力を高める
これです。初心者には願ったり叶ったりです。

夕方と早朝では早朝に越した事はありません。
通行人の数、気温、大気(皇居の回りを昼間っから廻るよりはマシでしょう)
もちろん先日、社会の窓を全開で商店街を疾走した僕に選択肢はありません

それに、あわよくば転校初日に遅刻をして走ってくる可愛いヒロインと、出会い頭に運命の激突を・・・
もちろん、そんな心配はいりませんでした。
朝5時から起きている人たちなんて限られてます。
ジョギスケ3日目にして、すっかり近所のおじいちゃんおばあちゃんと仲良しです。


でも出勤前にジョギスケやってシャワーを浴びれば気分はエグゼクティブ(死語)。

とはいえ、初心者がいきなり毎日30分以上のジョギスケからはいると足が痛くなったり、習慣化も怪しいです。
初めは15分程やって1日空ける等、負担がかからないところから徐々に時間を伸ばしてゆきましょう


無理は禁物
筋肉や筋に痛みがあれば無理をせずにすぐにやめて回復に当てて下さい。
その痛みは「超回復」といって以前より耐久性に強い筋肉にかわる為の回復の痛みです。

ストレッチの重要性

筋肉は骨にくっ付いているものなので、ストレッチで筋肉を動かして関節の可動域を広げ
耐久性をあげれば万が一の転倒にも備えることができます。
( 僕にとっては万が一どころか毎度の事ですが )

予習と復習どっちが大切かといえば予習ですが、運動前後ならばやはり運動前のストレッチです。
(もちろん両方大切ですし、毎日行えば効果的なのは言うまでもありませんが)
表面のプロテクター内部のストレッチ。プロテクターを二重につけるようなものです。

運動後のストレッチの役割としては、運動後の筋肉は収縮し、固くなっている状態です。
これに対して、ゆっくりと伸び縮みさせることで、血行を良くし、細胞のすみずみまで
十分な酸素を送り、
筋肉の温度を上げて固まった筋肉を柔らかくするわけです。

骨が固いといいますが、実際は骨でなく筋や筋肉が縮まっているということです。
一時的に効果をあげるマッサージでなく根本的に筋肉の状態を変えることで、
ストレッチは、普段運動をしていない人の疲れにも有効です。

そうそう、その後医者にはいってません。
動悸は無くなりましたから。

健康の為に滑りすぎには注意しましょう。

いくら健康に良いとはいえ、薬も限度を越えれば毒にもなります。
これはインラインに限らず、スポーツ障害という言葉があるようにあらゆるスポーツの問題でもあります。
特にトリックなどはその種類によっては、足首や腰、膝に負担がかかるものもあります
同じ方向や同じトリックを集中して行えばその反動はきっと翌日に現れるでしょう。
小学生でも腰痛になるほどです。(回復力は全然違いますが)
そう、インライン中毒(^^;)の皆様に良くありがちな話が腰痛です。
これは、そのスタイル、度合いによる個人差が大きいと思われますが、なんにせよ無理は禁物です。
というわけで、嵌まるのも程々に・・・なんて人には言ってますが自分は(^^;)

とまぁ、TVの健康番組やらなんかのうけうりでまとめたつもりですが、実践前にはご自分でもいろいろと調べて下さい
特にストレッチに関しては具体的な方法や、注意など奥が深いので沢山のページがあります。